キリストの影響

先日、モルモン教の指導者であるアイリング管長がFacebookで会員に「今日、行うように」と呼び掛けた２つの事柄がある。１つは救い主の模範に習って行動することで、もう１つはさらに難しく、より重要な戒め、救い主が愛されたように愛することだ。テロや敵対する政治など混乱する世の中で困難だが極めて大切な戒めだ。

子供達にイエス・キリストの教えを教えるのは簡単ではありません。難しい質問をしてくるからです。
彼らは、素直に教えを受け入れ、そしてイエス・キリストが先にくるという優先順位もしっかりとしています。
わたしたちも幼子のようになってイエス・キリストの教えを受け入れないといけません。

聖霊は肉体がないのに、神様を呼ばれます。イエスキリスも肉体を得てこの世に生まれてくる前に、神として世界を創造したのと同じです。私たちは独り子イエス・キリストと聖霊は明らかに御父とは別の存在であると信じています。しかし、私たちもしばしば御子と聖霊を神として呼ぶことがあります。なぜでしょうか？　それは御子と聖霊は御父と完全に一致して働かれるからです。彼らは御父の戒めに完全に従順であり、御父の救いの計画を完全に理解しています。

思い通りにならなくても自分らしくあるのは難しいと感じているこの私がどうやって、思い通りにならなくても自分らしくあるよう生きることを子どもたちに示すことができるでしょう。それはイエス様の生涯から学ぶことができます。

他のクリスチャンと同様、モルモン教の会員もイエス・キリストについて学び、生涯にわたってキリストの戒めを守る決意をしています。イエス・キリストは生涯を通して戒めを守る模範を全ての人に示してくれました。主の教え、行動に従うことにより、私たちは世にいて世のものとならずにいることができます。

ドナー隊と呼ばれるグループは、真冬の雪山で嵐のなか近道をしようとして、逆に大変な思いをすることになりました。日本にも、「急がば回れ」ということわざがあります。主の道は、簡単そうに見える近道を選ぶのではなく、確実な道をできるだけ速く進むことです。それが、永遠の観点から見れば助けになります。

イエスは本当のぶどうの木であるという意味は、主がいつも御父の願いに忠実で、わたしたちが成長したくさんの実を結ぶように配慮なさってくださるのです。主の望んでおられることは世話する植物ができるだけたくさんの実を結ぶことです。この場合、たとえていることは天の父が全力を尽くしてわたしたちが繁栄し、できる限り幸せになるように配慮なさるということです。天父はそれを、イエスを通してなさいます。直接ご自分で行なうことができないからです。

救い主はパリサイ人に対し、愚か者、蛇、毒蛇などと呼び、あらゆる不潔なものとも言っています。私たちはパリサイ人になる傾向を避ける必要があります。それでは、４つの兆候と解決策を今回の記事で提案します。イエス・キリストは理想の教会の会員です。彼の模範に従いまことのクリスチャンとして成長しましょう。