ブリガム・ヤング大学ハワイ校で話すオークス長老

この写真はLDSLiving より

2月に執り行われたブリガム・ヤング大学ハワイ校の卒業式において、ダリン・H・オークス長老は会員らに会話やオフラインの状態でも「醜さや個人的な卑しさ」を控えるように勧告しました。最近のフェイスブックの投稿にはオークス長老は会員たちが「憎しみという現代の風潮から離れて、よくある論争となるやりとりをやめる」ように勧告しました。

 

争いの心を避ける

私は皆さんに憎しみという現代の風潮から離れ、よくある論争となるやりとりをやめるようにお勧めします。一般的に言ってそのような論争や、やりとりは瞬く間に多くの聴衆を巻き込む近代のテクノロジーからもたらされた結果なのです。

キリストに従う者として、私たちはこの地上のすべての人々は神の子供であることを知っています。その知識をこの世の特定の国民や民族の集団あるいは政党に向けられた嫌悪感や敵意を広める差別に対抗することに使ってください。

「争いの心を持つ者はわたしにつく者ではなく、争いの父である悪魔につく者である。悪魔は互いに怒って争うように人々の心をあおり立てる。」(3ニーファイ11:29)という救い主の教えを覚えておいてください。

キリストに従う者は礼節の模範となるべきです。しかしそれ以上に私たちは救い主の教えを覚え、従うべきです。「互に愛し合うならば、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべての者が認めるであろう。」(ヨハネ13:35)

愛し、争いを避け、礼節の模範となるようにという勧告があるからといって、対話、討論、正しくない、あるいは勧められないものに対して反対の立場を取ることをやめさせるという意味ではありません。

時間や影響力が限られた中で、私たちが立つべき場所に立っていることを周知し、その考えが少なくとも自分たちにとっては益となるということを納得させるためのしかるべき方法をとる必要があります。前向きの行動は世に対して抵抗するという私たちの責任にとって不可欠です。

 

この記事はldsliving.comの編集者によって書かれ、“Elder Oaks: “Stand Clear from the Current Atmosphere of Hate””の題名で投稿されました。

日本語©2017 LDS Living, A Division of Deseret Book Company | Englsih ©2017 LDS Living, A Division of Deseret Book Company

 

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Rie

獨協大学で英語を学び、現在は海外関係の仕事をしています。小さな頃から自然を見ることが好きで、コンピューターの待ち受け画面はフェアリーリングにしています。