イエス・キリストは神によって断食と祈りをするように荒野に連れて行かれました。40日と40夜断食した後サタンがやって来て救い主の使命を覆そうとします。サタンはイエス・キリストが罪を犯せば救い主の役割を果たせないことを知っていました。

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サタンは私たちの一番弱いところを狙ってきます。イエスが空腹なのを知っていて、イエスに石をパンに換えさせようとします。イエスは聖文を引用して対抗しました。

「『人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである』と書いてある。」

次に御霊はイエスを神殿の尖塔のところに連れて来ました。この度はサタンはイエスの利己心に訴えようとしました。もし本当に神ならばそこから飛び降りれば天使が受け止めてくれるだろうとけしかけました。サタンは聖文を引用さえして、そのような言い分が正当であるように見せかけました。すると主は聖文を利用して、サタンに神を試みるべきではないと思い出させました。
それから御霊はイエスを高い山に連れて行きました。サタンも付いて来て、貪欲な心を武器にしようと試みました。もしサタンを拝めば物質的な富を与えると申し出ました。

イエスはこのようなやり取りに飽き飽きしたように思われます。サタンを追い出そうとして命じ、再び聖文を引用して私たちは神にのみ仕えるべきだと言いました。
サタンは断念し、主のもとを去り、天使が訪れて主に仕えました。もし欽定訳の聖書を読むとこれまで述べてきた内容と少し違っていることに気づくでしょう。
イエスの受けた誘惑について欽定訳を読んでみてください。モルモンも聖書はその訳を使いますが、時には現代に与えられた啓示を参照します。殺害される前に、ジョセフ・スミスは聖書の新たな訳を試みていました。それは完成することはありませんでした。モルモンは欽定訳の言葉を取り替えてしまうことはしませんが、脚注にさらに勉強できるようにジョセフスミス訳を付け加えています。
以上述べたことの中にある変更した箇所は原文の翻訳よりはるかに論理的で神について私たちが知っていることと一致しています。私たちは自分自身を霊的な意味での危険な状態に置かないようにすべきで、ですから永遠の行く末が危機に瀕するようなところには近づくべきではありません。たとえば麻薬が使われるようなパーティーに行くべきではありません。イエスは自ら山に誘惑を受けに行かれたのではありません。そのようなことをすれば故意にご自分を破壊者の手にゆだねることになってしまいます。ジョセフの注では祈り断食しご自分を使命を果たすために強めるために、神と語り合うことを目的にそこに行ったとなっています。

ジョセフ・スミスはまたサタンではなくて御霊がイエスを行く必要のあるところに連れて行ったと述べています。サタンが勧めるようなところにはどこにも行くべきではありません。そしてもし私たちが自分が霊的に危険な状態にあると気づいたら、聖霊に一緒にいて欲しいと思います。イエスは完全であって、サタンに従いはしませんでした。サタンは主を誘うことができただけです。
サタンは3つの主要な武器をイエス・キリストに対して使いました。肉体の欲求、利己心、貪欲です。今日多くの人たちがこの3つで試みられています。これらはサタンにとっては強力な武器です。イエスはこれらの誘惑に負けなかっただけでなく、サタンが不道徳な誘惑を持ってやってきた時、どのように対処したらふさわしいかを模範によって示してくださいました。主は聖文を適切に使い、それを武器に戦ったのではありませんが、攻撃に耳を貸さなかったのです。

イエスが石をパンに換えるには神権を使うことが必要でした。イエスは神権が個人の利益を得るために決して使われるべきではないことを承知していました。モルモンはすべての12歳以上のふさわしい男性に神権を授けます。しかしそれを自分自身を祝福するために使うことはできません。自分のために必要があるなら、他の神権者に依頼する必要があります。.彼らに与えられた神権はあくまで他の人に仕えるためであり、自分の利益を求めて用いることはできません。ですからイエスは自分自身の食欲を満たすために神権をお使いにならなかったのです。また高いところから飛び降りるというような奇抜なことを行い、そのばかげた行為から助かるように神の力に頼るというようなことはなさいませんでした。私たちは自分にある英知を尽くして、賢明な選択をするように期待されています。もしわざと自分を危険に身を曝すようにするならば、神が私たちを救ってくださると期待はできません。

世界はしばしばサタンを崇拝するように励まします。この世の基準を神のものの上に置くならば、私たちは事実上サタンを崇拝することになります。世の誘惑を受けるとき、救い主の模範に従うべきです。断食、祈り、聖典から学び、サタンを追い出すべきです。

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トゥーラー・彩恵はアメリカのブリガム・ヤング大学をレクレーションセラピー学部で卒業し、ユタ州で2年間レクレーションセラピースペシャリストとして働きました。今は、翻訳家、ブロガー、編集の仕事をしています。 母親、妻、家庭菜園、編み物、料理、音楽、などなど、広く浅くの多趣味!Keepers of Lightというブログでも奮闘ぶりや幸せの発見を書いているので、ぜひ一度チェックしてみてください。

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