晴れた空と雲

写真提供:ぱくたそ

下記は、ランドール・J・ブラウンの著書、「キリストを体験する:救い主へのあなたの個人的旅路」(仮訳)からの抜粋です。この中でブラウンは、なぜ私たちが、生まれながらの人を捨て去って、すべてをイエス・キリストに捧げる必要があるのかを分かち合っています。彼の言葉がわたしに語りかけたと同じように大きな力をもって、あなたにも語りかけるように望んでいます。ブラウンは、モルモン教に属していて、献身的な信者でありイエス・キリストの弟子です。

私たちのすべてを体験なさる

(モルモン書の預言者)オムナイは、私たちはキリストの御許に来て救いを受けるべきだと証していますが、そうするために私たちは、彼への捧げものとして魂すべてを捧げる必要があります。主はお返しに、そうすることにより救われることを約束してくださいます。オムナイは言いました。「わたしはあなたがたがイスラエルの聖者であるキリストのもとに来て、キリストの救いとキリストの贖いの力に預かるように望んでいる。まことに、キリストのもとに来て、自分自身をキリストへのささげ物としてささげ、断食と祈りを続け、最後まで耐え忍びなさい。そうすれば、主が生きておられるように確かに、あなたがたは救われるであろう。」(オムナイ1:26)

主は、私たちの心と魂の一部だけを望んではおられません。主は、私たちのすべてを望まれています。

キリストは、すべてを与えよと言います。あなたの時間の大半ではなく、お金の大半ではなく、労働の大半が欲しいわけでもありません。あなた自身が欲しいのです。自然のままのあなたを苦しめるために来たわけではなく、消滅させるためです。半分では、全く駄目です。枝をそこかしこ切り落としたくは、ありません。木をまるまま切り倒したいのです。自然のままの自分、あなたが邪悪だと思っている物と同じように無害だと思っている物も含めたすべての欲望、すべて一式を引き渡すのです。代わりに新しいあなたを与えます。実に、私自身をあげましよう。私の物は、あなたの物になるでしょう。(C.S.ルイス、Mere Christianity  エンサイン1991年8月号「キリスト・イエス」ロバート・L・バックマンに引用されている。)

私たちの目的は、私たちの人生に対する主の御心を見つけだし、それをするために主の力を求めることです。デビッド・O・マッケイ大管長は、ビバリー・ニコルスを引用して述べています。「あなたは自分自身で人間の性質を変えることができる。もし、それをキリストに引き渡すならば。」(ビバリー・ニコルス、「豊かな人生への足掛かり」デビッド・O・マッケイp.23にて引用)

ニール・A・マックスウェル長老は言いました。

神への無条件降伏には、いかなる条件も付いていません。無条件降伏とは、自分の執念、持ち物、応援支持者をも持つことができないという意味です。拠り所であるお気に入り毛布でさえも手放さなければ・・・。 たとえば、イエス、アブラハム、イサクそしてヤコブと最高の晩餐会で席を共にする人は誰でも、決して自分でビーフ・ジャーキーを持って行ったりはしないでしょう。(ニール・A・マックスウェル「わたしの思いではなく、みこころが」p92

自分自身すべてをキリストに捧げるということはたぶん、礼拝の最高の形でしょう。他に方法はありません。

私は、自分自身をイエス・キリストに完全に服従させるというこの教えが好きです。私は経験を通して、キリストに降伏する時、実感できる力が人生に加えられ、反対に、神とその律法に従わない時に感じられる力が離れると、証します。イエス・キリストを通して、私たちは純粋に、そして完全にされますが、世の中の物事を捨てる意思がなければなりません。私たちは、世にあって世のものとならず(ヨハネ15:19参照)というキリストの訓戒に従わなければなりません。モルモン教の12使徒が、どのようにこれをするか預言的勧告を分かち合っています。

生活から悪を追い出すことは,現在のわたしたちにとって大変重要な課題となってきています。なぜなら,警戒していないと,主が非難しておられる多くの悪が家庭に入り込んで来るからです。人生で最も難しい試しは,世にあって世のものとならないことです(ヨハネ1519参照)。2 永遠の目的を達成するにはこの世で生活しなければならないと,福音ははっきり教えています。試しを受けて,大いなる王国にふさわしい者と認められる必要があります(2ニーファイ211;教義と聖約10178参照)。わたしたちは,アブラハムのように天幕を張って,「主に祭壇」を築くべきであって(創世1318),ロトのように「天幕をソドムに」向けて張ってはならないのです(創世1312)。(クエンティン・L・クック「世にあって世のものとならず」エンザイン2011年1月、リアホナ2006年2月)

私は心からこれらの言葉が真実であると知っています。アブラハムのように思いと行いを神に向けましょう。集められる限りのエネルギーを一滴残らず注いで、キリストを求めるようお勧めします。この投資から得る配当は、想像をはるかに超えたものでしょう。モルモン教の宣教師に会ってください。彼らは、この旅路のお手伝いができます

 

この記事はアシュリー・ベルによって書かれました。

アシュリー・ベルは22歳で、妻、母、BYU卒業生であり、末日聖徒イエス・キリスト教会の会員です。アシュリーは、ランニング、料理、庭仕事、読書、そして何よりも家族や友人と時間を過ごすことが好きです。

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Ayae

編集者モアグッド財団
トゥーラー彩恵はモアグッド財団のアカウントマネージャーとしてこのサイトの管理をしています。高校では交換留学でニュージーランド、短大をアメリカのハワイ、大学をユタで卒業。二十歳で末日聖徒イエス・キリスト教会に改宗し、クリスチャンとなり、広島、岡山、出雲で宣教師として奉仕活動をしました。趣味はハープ、おいしいものを食べること、自然の多いところに行くことです。

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